
母音/ɔː/はどんな音?
母音/ɔː/は、日本語の「オー」と同じような音と表現されることも多いですが、厳密には異なる音になります。日本語よりも深みがある音で、喉を広げて息をたっぷり使って発音します。
・長母音
・緊張母音(Tense Vowel)
国や地域による/ɔː/の発音の違い
/ɔː/の発音は国や地域により発音が異なることがあります。
🇬🇧イギリス英語発音では「オー」に近い音(/ɔː/)、
🇺🇸アメリカ英語発音では「アー」と「オー」の間ような音(/ɒː/)、もしくは「アー」に近く/ɑː/の発音になる人もいます。
辞書や発音の流派により、同じアメリカ英語であっても/ɔː/と/ɑː/のいずれかのみ表記されることが多いです。(「cot-caught merger」と呼ばれる現象で、アメリカのカリフォルニアなどの西海岸などでは、cot と caught が同じ /kɑːt/の発音になることがあります。)
それぞれの発音の違いを発音記号で表すと/ɔː/・/ɒː/・/ɑː/のようになりますが、比較的多くの辞書ではアメリカ英語発音であっても/ɔː/が使われていることから、こちらのページでは/ɔː/の表記とし、音源はやや「アー」に近いアメリカ英語発音とさせていただきます。
/ɔr/もしくは/ɔɚ/の発音について
「morning」や「important」など、orのスペルが入っている単語などに含まれる発音で、/ɔr/もしくは/ɔɚ/の発音記号になる音は、/ɔː/とは発音のコツが異なるため、別ページでまとめて紹介しています。(例:)
アメリカ英語の/ɔː/(/ɒː/)の口の形&舌の位
・口の形:・日本語の「オ」より、唇を少し丸め軽く前に突き出す
・舌の位置:上下の位置は低め・前後の位置は後方
・喉:あくびをしたときに喉が大きく開く部分 (喉ぼとけより上のエリア)
/ɔː/の入った英単語
/ɔː/の入った英単語の実際の発音を聞きながら練習してみましょう!
/ɔː/の発音になる単語のスペルは、「aw」「au」「al」のことが多いので、まずはこの3つを覚えておくことがおすすめです!
スペル「aw」で/ɔː/の発音になる単語
「aw」のスペルはほぼ/ɔː/の発音になります。「aw」の見た目に騙されて/oʊ/(オウ)や/αʊ/(アウ)と発音してしまわないように注意です。
声:音読さん
スペル「au」で/ɔː/の発音になる単語
スペル「au」も同様に、見た目に騙されて/oʊ/(オウ)や/αʊ/(アウ)と発音してしまわないように注意です。
声:音読さん
(*ほんの一部「beauty」 /ˈbjuː.t̬i/のように、スペル「au」でも/ɔː/にならない場合もある)
スペル「al」で/ɔː/の発音になる単語
スペル「al」は、一部の単語は子音「L」の発音をしないことがあります。(例:walk, talk)
スペルが「all」のように「L」が2つになると、子音のLの発音をすることが多くなります。
声:音読さん
スペル「al」で/ɔː/の発音に”ならない”単語
スペル「al」 が語尾にくる時など、/ɔː/にならない単語も多くあります。
スペル「al」で/ɑː/の発音になる単語
スペル「al」で/ɑː/の発音になる単語は以下です。
・palm /pɑːm/ 手のひら
・calm /kɑːm/ 落ち着いた
スペル「al」で/əl/の発音になる単語
スペル「al」で/əl/の発音になる単語は以下です。
・final /ˈfaɪ.nəl/ 最後の
・local /ˈloʊ.kəl/ 地元の
・total /ˈtoʊ.təl/ 合計の
・global /ˈɡloʊ.bəl/ 世界的な
(*/əl/の/ə/は、省略されて発音されないこともあります。)
例外のスペルで/ɔː/の発音になる単語
スペルの法則に当てはまらず、/ɔː/だとわかりづらいスペルもあります。使用頻度の高い単語は、発音とセットで覚えておきましょう!
声:音読さん
-
母音/uː/の発音 (「ウー」oo)
記事がありません